先日ご来店していただいたご新規のお客様。
便秘歴は10年以上、下剤を飲まなければお通じが出ないかなりの頑固なケース。
そんなお客様から「翌日、自然な便意があって驚きました。」と嬉しいご報告。
お伝えしたセルフ腸もみでふんわり柔らかになったお腹の状態をキープしていただきたいです。
さてそんな便秘にはタイプがいろいろ。慢性的な便秘の種類だけでも以下の3種類もあるんです。
「弛緩性便秘」・・腸の働きが鈍くなっているためにおこるタイプ。お腹が張って苦しい人はこの可能性が高いです。加齢や腹筋の弱さが原因で、高齢者や女性、運動不足の人に多いとされています。
「けいれん性便秘」・・ストレスによる自律神経の乱れが原因とされ、腸の働きが過敏になりひきつったような状態になり便の通りが悪くなって起こります。下剤の乱用で、腸が過剰に蠕動運動をすることでも起こり、下痢と便秘を交互に繰り返すことがあります。
「直腸性便秘」・・便が直腸(便が排出される直前の場所)まで運ばれているにも関わらず、脳に排便のサインが伝わらないために起こります。便意を我慢し過ぎたり、脳からのサインを無視してしまう事が原因。
その他にも急な環境変化など一時的なストレスが原因でおこる「一過性単純性便秘」
腸内や腸の周辺に関係する病気の可能性もある「症候性便秘」
加えて腹筋が弱い女性は腸が正常な位置よりも下がってしまう「大腸の下垂」タイプが少なくありません。
下垂すると腸の動きが弱くなり、便秘をしてさらに下がりやすくなる・・という悪循環に。
ナチュリアでは、腸の緊張をほぐし腸全体のぜん動運動を高められるよう、小腸、大腸を優しい圧でくまなく刺激していきます。
「大腸下垂」についてはストレッチや骨盤調整を取り入れながら個々の状態により腸セラピーのメニューを組み立てております。
腸内環境が悪い状態は、栄養の吸収の悪い状態。吸収されない栄養が蓄積すると脂肪へとつながります。
腸が栄養を吸収しないと細胞の動きがわるくなり、代謝機能の低下を招く。つまり太りやすいカラダへと向かっていくのです。
新たなの季節にむけて、すっきりと巡りのよいカラダに生まれ変わりましょう。
*腸セラピーは便秘の期間、下剤の使用の有無、生活、食事などの影響で改善するまでに個人差が御座います