東洋医学では、人のからだは「気・血・水」という三つの流れで成り立つと考えられています。

この3つが全身を巡り、バランスが保たれていることで、私たちの健康は維持できています。
逆にこのうちのどれかが不足したり、巡りが悪くなると、身体に不調をきたすことになります。

心地よく暮らすための３つの土台

「気」は、生命のエネルギー。呼吸・消化・体温調整など、自分の意識とは関係なく私たちを支えてくれる原動力。

気が乱れると、やる気が出ない、疲れやすい、気持ちが落ちやすい…そんな揺らぎにつながることがあります。

「血」は、栄養やうるおいを全身に届ける流れ。

巡りが鈍くなると、肌トラブル、冷え、睡眠の質の低下など、日々の“なんとなく不調”として現れやすくなります。

「水」は、からだのうるおいを保ち、内側の環境を整えてくれる存在。

関節・皮膚・腸などがなめらかに働くのは、この水のめぐりのおかげです。

この3つが過不足なく、スムーズにめぐっていること──それが、心地よく暮らすための土台になります。

巡らせる体に肝心なこと

そして、この3つを穏やかに整えてくれる中心が 腸の働き です。

腸がゆるみ、呼吸が深くなると、気・血・水も自然と流れやすくなり、

からだの軽さ、心の落ち着き、内側からのあたたかさが戻ってきます。

私のセラピーでは、

腸セラピー、内臓ケア、ストレッチ、オイル、五行の考え方を組み合わせながら、

その方の “いまの流れ” に合わせて、めぐりやすい状態へやさしく導いていきます。

身体がゆるむと、気持ちにも少し余白が生まれて、日常の心地よさにつながっていくと感じています。

あなたの気・血・水が整い、心も身体もご機嫌で軽やかな毎日へシフトしていけますように。