腸内環境の乱れが影響するのはお腹のトラブルだけじゃない?!
腸内環境の悪化が健康に与える影響とは
近年、腸の状態が全身の健康に影響することが知られるようになってきました。
そのカギを握る存在として注目されているのが「腸内細菌」。その集まった姿は「腸内細菌叢(腸内フローラ)」と呼ばれています。腸内細菌叢の乱れは、さまざまな形で健康に悪影響を与えることが知られています。
腸内環境の乱れが影響する様々なトラブルの一例をまとめてみました。
⓵便通異常
体の免疫力が低下やさまざまな不調のきっかけにもなる「便秘」。
「たかが便秘」と甘くみていると、大腸の中で便がますます硬くなり、症状が余計ひどくなる「便秘の悪循環」が生じてしまいます。
便秘はごくありふれた症状なので放置されがちですが、他の疾患を招く原因にもなるため、早めの対処が大切です。
②アレルギー
近年の研究では、アレルギー疾患の患者さんの腸内細菌叢に特定の細菌が目立って増加していたり、特定の細菌が過剰な免疫を抑制したりと、アレルギーに腸内細菌が関与していることがわかってきました。
便秘によって腸内環境が乱れると、腸内細菌が産生する毒素などが腸の壁から血液中に侵入してしまいます。その毒素が全身に運ばれ炎症(アレルギー)という形で現れてくるとも言われています。
③うつ
うつ病患者さんの腸内細菌叢を調べた研究では、ビフィズス菌や乳酸菌の数が、うつ病でない人と比べて少ない傾向だったという報告もあります。
④ 動脈硬化
動脈硬化も腸内細菌が影響していると考えられており、冠動脈疾患の患者さんと健康な人を比べると、腸内細菌叢に違いが見られるとの研究結果も出ているようです。
腸内環境を整える腸活はメリットがたくさん
健康に欠かせない腸内細菌が多数生息している「腸」。
腸内環境を整え、より健康的な生活を送るために、今日から始められる腸活として、まずは食生活や生活習慣を見直してみましょう!
冷えやストレス、様々な原因で腸が硬くなって動きの悪くなっている方は腸のマッサージやよもぎ蒸しも有効です。お悩みの方は札幌市豊平区にありますエストナチュリアへご相談下さい。