腸セラピーで腸内細菌を元気にして便秘を改善していきましょう

今回は辛い便秘にお悩みの方必見!腸内細菌のさまざまな動きについてご紹介いたします。

これを知ると腸活・腸セラピーの必要性、腸内細菌の大きな役割が理解できると思います。

腸内細菌を活発にして便秘の改善につなげていきましょう。

 

腸内細菌について

腸内細菌の重さは1.0~2Kg、その種類は1000種類以上、その数は600~1000兆個。

心臓や肺、肝臓、脳と同様に腸内細菌だけで独立した一器官に相当する働きをしています。
腸内細菌のDNAは自分自身のDNAよりも健康状態にはるかに影響を及ぼすとも言われています。

最新の科学による腸内細菌の役割

体内で最大の免疫器官である腸はこんなに働きもの。
健康につながる様々な役目を担っています。

・栄養分の消化と吸収
・バリア機能~悪性の細菌、有害ウイルスなどの進入を防ぐ。
・解毒器としての機能(毒素の中和)
・体内で働く重要な酵素、物質、ビタミンや神経物質を生成。
・内分泌腺(ホルモン)のシステムへ働きかけ、ストレスを取り除く力をつける。
・良質の睡眠を促す
・さまざまな慢性疾患につながる炎症が 伝わる経路を制御する

 

腸の驚きの力

腸は想像以上の働きをしています。

その1:脳からの指令がなくても自分で動く

腸は「腸神経系」と呼ばれる独自の神経系を持ち、この神経系の働きによって脳からの指令がなくても自活できるという事をご存知でしたか?

心臓でさえ脳の指令なしでは動けないと考えると、やはり腸は優秀な臓器です。
さらに、消化器官の神経系のうち80〜90%は、指令を受け取るだけではなく、脳へ情報も送っているそうです。

 

その2:幸せホルモンは腸内で作られている

腸内に存在している細菌は、体の中にあるドーパミンの50%、セロトニンに至っては90%を生成していると言われています。
ドーパミンは快楽を与える物質で、セロトニンは安心感につながる物質。
おいしいものを食べると幸せな気持ちになるのは、こういった作用が関係しているのですね。

 

その3:「お腹」と「心」の調子はリンクする

心の状態にも、腸は大きく関係します。
ある特定の腸内細菌が生育しないよう調整したマウスは、自閉症と似た症状が発現したそうです。

さらに調べてみると、セロトニンや、学習記憶に関わるタンパク質の量が減っていることまでわかったとか。
そこで、改めて腸内細菌を与えたところ、こうした症状が改善。
やはり腸にはメンタルにまで影響する大きな力があるのです!

 

その4:腸内細菌で学習能力や記憶力アップ

ほかの研究では、腸内に生息するある細菌をネズミに与えたところ、ストレスのレベルが低下し、学習能力と記憶力が向上したそうです。

しかも、腸からの神経をカットすると、これらの効果は失われたとか。
脳と腸のつながりの深さを物語っていますね。

 

その5:腸にペースメーカーを埋めこむ試みとは

近年では、腸からの神経にペースメーカーをつないで人工的にコントロールすることで、うつ病の治療をしようという試みもあるそうです。
腸で生成されているセロトニンの不足がうつの原因になるとも言われていて、腸からの治療ができる可能性もあるのだとか。

まとめ

まさに健康の要である腸!

札幌市にあります腸活エストナチュリアでは、長年「腸」に特化したスタイルで施術を施しております。皆さんの腸がしっかりと働けるよう腸セラビーを是非体感してみてください。