腸もみは自分でできる?3タイプ別の腸もみポイント
30代を越えると加齢によって腸の機能が低下する「弛緩性便秘」という種類の便秘が多くなってきますが
今日は自分でも行える腸もみ法を「3タイプの症状別」にお伝えしていきます。
① 便秘+冷え性さん
②カチカチ便秘さん
③頑張り屋便秘さん
腸もみの基本
3タイプとも共通の腸もみの基本をお伝えします。
・グイグイ押すのではなく、心地よい力の加減で行います。
・ 指先を立てず、指の腹全体を使って押すようにする
・ゆったりとした深呼吸をしながら行うとより効果的です。
①便秘+冷え性さんにお勧めの小腸ほぐし
お腹を「の」の字にさするマッサージはご存じかと思いますが、今日はそれ以外の腸もみ法をお伝えしていきますね。
便秘+冷え性の方にお勧めなのが「小腸のもみほぐし」
小腸は6~7mと長く血管もたくさん通っています。もむことで血流が良くなり、体温も上がりやすくなりますよ。
<やり方>
おへそから3cmくらい外側のポイントには便秘を解消し、身体全体の調子を高めるツボが多くあります。
息を吐きながらふ〜っと押さえ、息を吸うタイミングで力を抜きます。
グイグイ押す必要はなく、『心地いい~気持ちいい』程度の力で押します。これを2~3周。
小腸を刺激することで、栄養分を吸収する機能も高まります。あまり強く押しすぎると逆効果なので、最初は軽い力で行ってみましょう。
②カチカチ便秘さんにお勧めの腸さすり
カチカチ便秘に悩んでいる人にもお勧めなのが「腸さすり」です。
<やり方>
図は日経WOMAN様からお借り致しました。
1. 手をおわんの形にしておへその上に置く。
2. 手首の付け根の柔らかい部分と指先がお腹に触れるようにし、
3. 右から左へ、左から右へ交互にゆっくりさする。
4. 慣れてきたら、手は最初に置いたおへその位置から動かさないまま、さするスピードを上げて小刻みに動かして腸に刺激を与える。
5. 1と2で計3分間行う
小腸は自律神経のバランスを調整する大切な場所。
小腸をさすってリラックスすることで、副交感神経の働きが優勢になり、腸の動きもよくなります。
幸せホルモンもつくってくれる部分でもあるので、深い呼吸をしながらやさしくさすって刺激を与えてみてください。ゴロゴロをお腹が動きだすと良い兆候です。
③頑張り屋さんにお勧めのポイント
日々忙しい方、完璧に行おうとする方、仕事のベテランさんに多い頑張り屋タイプ。
いつも身体が緊張して、身体のコリすらも感じられなくなっている時が多くありませんか?首や背中、肩をはじめ腸もカチコチ。
腸は心の状態を表します。
痛み、コリ、滞りは身体からの何らかのサイン。
お腹がいつも硬いなと感じる方は、まずは頑張りすぎを手放してみましょう
時には「休む」「寝る」「立ち止まる」ことを優先してみましょう
それが難しい場合は、深い呼吸をしながら、肩も腕も身体の力を抜いて腰をユラユラと動かして脱力してみてください。(わかめになったイメージで)
10秒でも大丈夫!ハ~っと息を吐きながら行うのがポイントです。
うつ伏せの状態で腰をユラユラしながらでもOKです。
① ②の腸もみも併用しながら、意識的に身体の力をゆるめる時間を作ってみてください。
まとめ
今日は自宅でもできるタイプ別腸もみのポイントをお伝えしましたが、
腸の状態は千差万別。
サロンではそれぞれの不調の原因を紐解きながら
その方にあわせた方法で腸にアプローチをしていきます。
頭で解っているけれど、上手に力を抜けない方、
お腹がいつも硬い方は
札幌市豊平区のエストナチュリアにご相談下さい。
お腹と心が軽やかになれるお手入れをさせていただきます。